うつの重症度が血液検査で分かる?
先日、こんなニュースに目が留まりました。www.nishinippon.co.jp
うつ病やそううつ病の患者計90人を対象に、医師が面接で重症度を評価すると同時に、採血して100種類余りの血中成分を分析した。その結果、3-ヒドロキシ酪酸、ベタインなど5種類の代謝物の増減に、重症度と強い相関関係があった。
さらに、自殺願望が強いほど血中のクエン酸量が増えるなど、症状ごとに関係する代謝物も特定した。
この記事では、研究グループの
内科や職場検診での血液検査にこの項目を加えることで、
うつの早期発見につなげたい、との談話が紹介されています。
いろんな意見があると思いますが、個人的には
光トポグラフィーとか、このような血液検査が診断に
取り入れられれば、言葉にしがたいつらさを、検査結果が
語ってくれるのかもしれないと思います。
でも…
検査では異常ないですよ、本当に憂鬱なのですか?
なんて言われてしまってうちのめされる、そんなこともあるかもなと
思うと、ちょっと怖いです。
(もちろん、本当の詐病の人が健康と診断されるのは良いと
思いますが)
逆に、「もう元気なので薬は飲みたくありません」とか言っても
「いやいや血液検査ではまだ治ったとはいえませんから」
なんてこともあるかもしれないですね。
もし今私がこの血液検査を受けたら、どう出るのでしょうか?
治った、とか寛解、とかのゾーンが変わるのかもしれないなあ、
なんて思いました。
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