kaamos-metsa うつ寛解後を生きる

心の病の寛解後、を私なりに生きて、考えています。

【うつを振り返る】電話相談を利用した感想

今回は、うつの時の苦しみを誰と話すか、

私が電話相談を利用した経験について書いてみます。

 

(ただし、詳細な連絡先については記憶が曖昧なので、

最後まで読んでいただいても具体的な相談機関名、

電話番号などは記載しておりません。)

 

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【ブックレビュー】その後の不自由-「嵐」のあとを生きる人たち

このような本を手に取りました。

その後の不自由―「嵐」のあとを生きる人たち (シリーズ ケアをひらく)

その後の不自由―「嵐」のあとを生きる人たち (シリーズ ケアをひらく)

 

 

タイトルにある「その後の不自由」「嵐のあとを生きる」

その両方のキーワードに惹かれたというか、

現在の気持ちにしっくりきたので。

 

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極夜の日々

5年前まで、うつという診断で通院していた。

期間は3年ほど。

寛解ということになって、薬も飲まなくなり、

通院した期間のことを文字にしてみようと

思ったこともあったけれど、ついに書かぬままだった。

 

確かに病院には行かずに済むようになった。

でも何かが大きく変わったわけではなかった。

正直、少し空が明るくなったかな、ぐらいのことは

思ったけれど、そんな感想を書き残して何になるだろう。

結局はそう思って書かずじまいだったのだ。

 

空が、少ししか明るくならなかったことを、

どうしてだろうとずっと考えてきた。

世の中にはその辺りの問題について

色々な理由を考えてくれる人がいる。

でも、長いことどれも腑に落ちなかった。

 

でもこのところ、答えのようなものが

ぼんやり見えてきた気がする。

 

タイトルに用いた「極夜」とは、

極圏において一日中太陽が昇らない日のことを指すという。

その言葉を知って、なんだか自分がいた世界に似ている気がした。

 

今もほんの少ししか夜は明けていない。

でもそれでも良いのかなと思えるようになった。

この、少し明るいところが、私が住むところなのかもしれない。

極夜の日々と、そのあとと。

その辺りを、少しずつ書いていくことにする。

 

 ◇◆◇◆ attention ◇◆◇◆

本ブログは素人による雑記です。

現在治療中の方、また受診を考えられておられる方には

専門家への相談をおすすめします。