kaamos-metsa うつ寛解後を生きる

心の病の寛解後、を私なりに生きて、考えています。

【うつを振り返る】運動したほうが良い理由を考える

よく聞く言葉ですが、

うつの時は無理のない範囲で軽い運動をしたほうがいい

とのことです。

私も医師から時々言われたような気がします。

 

私も吐き気を覚えながら、というかほとんどオエオエしながら

外で朝日を浴びつつ散歩、とかやりました。

「無理のない範囲で」といいますが、無理しないでいたら

一日中横になっていたと思うので、

こういうことでも、私にとっては結構「無理」の範囲ではあった

と思います。

だからあまり運動習慣としては身につきませんでした…。

しかし。

 

 

「何が無理で、何が無理ではないか」という線引きは人それぞれなので、

他人のことは判断がつきませんが、

個人的には、運動については「無理のギリギリ手前」までは頑張っておいても

良かったのかなと振り返っています。

 

なぜかというと、

今でも小さな出来事で不安になったりすると、たちまち

身体が動かなくなるからです。

こうなると悪循環で、じっとしている時間にますます不安が募ってきます。

 

それともう一つ理由があって、

うつっぽい時、私の場合は妙に動きがのろくなるので、

周りからすると信じられない位どんくさいはずです。

そのため、雑踏などでキビキビ動けなくなるんですが、

そういう時は余計に「ダメな自分」みたいな情けなさが募るし、

ともかく人をよけるのが精一杯でとても疲れます。

 

このところ、定期的に軽い運動をしていますが、

運動習慣が身についてくると、

うつっぽさがあっても「とりあえず動こう」と思えて

いつの間にか気分が変わったりすることが多いし、

上に書いたように、雑踏などに出た時も「人とすれ違う、かわす」という

当たり前の動作に神経をあまり使わないで済みます。

そうすると、当日〜翌日の疲れ方もずいぶん違います。

 

やっぱり、心身一如なんだな…としみじみ思ったりします。

 

とはいうものの、なんでもやり過ぎには注意だなと思っています。

個人的には、その辺のさじ加減がわからなくなるのも

うつの症状のひとつかと思うので、

例えばスクワットのようなトレーニングなら回数に上限を

設けておくとか、調子良い日でも散歩は○○分以内にしておくとか、

そういう「無理の手前」を数値化(?)して決めておくのも

良いのかなと思ったりします。

 

こういう、運動のようなものを手始めに、

色んなことの自分の「大丈夫と無理の境」を見つけていくことが、

穏やかに生きていけるために必要なのかもしれません。

 

 

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本ブログは素人による雑記です。

現在治療中の方、また受診を考えられておられる方には

専門家への相談をおすすめします。